人の嗅覚は、他の器官よりも早く感じることができ、長く記憶にとどめることができます。
普段はすっかり忘れていることでも、以前に嗅いだことがある香りに、ふっと昔の記憶がよみがえったという経験は誰にでもあることでしょう。
人会うとき、お香の香りがしたり、焼肉の香りがしたり、その人の生活が垣間見れることもしばしばですね。
自分はいつも嗅いでいるから、全く気付かないので厄介ですが、人そのものの生活や自分の記憶との接点を知る一番早いツールです。
思春期の女子が、お父さんの香りが嫌いになったりするのも、本能的に近親相姦や血の近い人を避けているといわれています。
スピリットとアロマセラピー
アロマセラピーで使用するエッセンシャルオイルは、植物が生成している芳香成分の多い部分を集めて抽出したものです。
その植物の種類によっては、0.01%以下しか芳香成分が含まれておらず、かなり大量の花を使用したり、木の幹を使用するために、木を伐採して、長時間をかけて抽出するなど、長年の命を切ったり、手間がかかる工程を経たものです。
植物にとって大切な、受粉に必要な昆虫を引き寄せたり、天敵となる虫が嫌ったり、駆除したり、強力な抗菌・抗ウィルス作用を持つものが多くあります。
そのような植物からの恩恵が人にどう作用するかを長い期間で調べられ、現在に引き継がれています。
古代から、香りは、神事や亡くなった命を送る時など さまざまな祭事や行事に利用されてきました。
当時の人々は、神々は良い香りに乗って、天から降りてくると信じていました。
あなたも一度は崇高な香りの中にいると、エネルギーの存在を意識された経験があると思います。それは、癒しだったり、活力だったり、自信だったり・・その瞬間の 状況や受け取り方でさまざまではあったはずです。
ある空間に入って、香りを感じると、その空間の中だけは世界が変わってしまうという感覚を持ったことはないでしょうか?
香りは、結界の役目もしてくれるといえます。
その空間にいると気分が良くなる。病気しにくい。元気になるような気がする・・などなど。
香りにも流行の変遷がありました。
しかし、時代が変わっても古代から用いられた香りをベースにしたり、近いものを調合して作ったりと本質は変わっていません。
また、昔から香りやその成分が薬だったため、様々な自然療法には多くの香りが結び付けられていました。
アロマセラピーは、体、意識、心、霊性(スピリット)を健やかに保ち、健康を促すと定義付けできると思います。
百匹目の猿現象
いまから半世紀ほど前、九州・宮崎県の幸島に生息する一匹のメス猿が始めた賢い行動(もらった芋の泥を水で洗って食べる行動)が集団の中に広がり、群れ全体の新しい知恵や行動形態として定着したとき、その行動は、まるでそれが秘密の合図であったかのように距離や空間を超えてあちこちに瞬間移動し、多くの仲間に伝わり、広がったというお話。
このような話は、地球上に住む私たちや植物、全ての生物に起こっていることだと思います。
地球の時間からは、私たちが人間がこの世に生存している時間はほんの一瞬。
その中でも、遠く離れた生物はそれぞれで伝わり合い、いつの間にか同じ行動をしたり、体質や体形、思考が変化したりと激しいまでに移り変わっています。
それは、人々の意識の変化や、病気、さまざまな流行、戦い など大なり小なり違った形で世に現れてきているのだと思われます。全ては裏表一体、陰陽がありますので、一つの側面だけを見て言えることではないでしょう。
だから、一番の根底の大切な部分、癒しがますます必要になってくる世の中になります。
癒されないと、ハードな部分だけが表立ったり、逆にソフトな部分のみを追求し、
何かに挑む強さをなくしてしまうことになりかねないと思われます。
癒しは、愛のエネルギーと同じような波動を放つと思います。
セラピストも愛がないと、癒されず、タフになれず 人を癒せません。
すべてにエネルギーが存在する
人間は、人体という物質的なものですが、その中や周りに沢山のエネルギーを持っています。
例えば、静電気がおこりやすい人は、空気の乾燥などの一定条件がそろうと、或るものをさわろうと手を近づけただけで、ビリッときて、辛い思いをするという経験があると思います。
その起こる時は、空気の乾燥以外に、身につけているものや自身の体調によっても変化していたはずです。
生きている動植物のエネルギー場の形態についての研究は、1940年代にさかのぼります。
サンショウウオの体をとりまく周囲に、その体の形とほぼ同じ電場が存在することが見いだされました。しかも、脳と脊髄をとおる1本の電気的な軸を持っていて、電場自体は、すでに未受精卵の時期に生じていることまで発見されています。
現代では、沢山の画期的な方法がどんどん開発され、エネルギー自体の存在が当たり前になっていますね。
また、興味深い実験では、心を穏やかにして、水に良い言葉をかけていると、分子が小さくなり、形も顕微鏡で見ると美しいものになり、逆に嫌な気持ちできつい言葉をかけた水の形や大きさは、分子自体が多きくなり、形もいびつになってしまい、自由度が小さくなるという結果が出ていました。
私たちが発する言葉や 思う気持ちもエネルギーを持ち、対象や周りに対して、力を良い方向にも悪い方向にも進めさせてしまうということが、これによってわかります。
突き進んでいこうとしている時、辛い時、身内や大切な人に何かあった時・・・ などのさまざまな状況時に 物が落ちてハッとしたり、急に風が吹いたり、病気やケガに見舞われたり・・と様々なサインが送られてきていることに気づき、行動を修正したり、連絡を取ってみたりしたことも経験された方がいらっしゃると思います。
この場合は、なんらかのエネルギーがスピリットに働きかけ、心や思考につながった結果ではないかと思われます。
自分自身や自然界にあるエネルギーとのバランスを保ち強くすることで、パワーが増し、自分やその周り、やがてもっと大きな周りが良いエネルギーに共鳴していくことができるはずです。
だから、セラピストが施術を行うときは、その共鳴に気を付けて事前に整えておくべきだと思います。
タッチすること自体がセラピーになります。
その際のセラピストのコンディションによって、左右されないよう、癒しのパワーを強くしておかなければなりません。
アロマヘッドヒーリング®のメソッドを皆さんにお伝えし始めて、2年以上が経ち、私がこのブログやメルマガのタイトルを、マインド・ハート・スピリットにしたのは、これまであまり触れてこなかった部分を 自身で解き放つタイミングとしました。
おかげさまで、2011年3月に独立し、この仕事を続けてこれること自体が奇跡の連続です。
関わっていただく皆様に本当に感謝申し上げます。
沢山の方々を、アロマセラピーや施術を通して、エネルギーのバランスまでを視野に 、整えるお手伝いが出来ますことを心より願っております。
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